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RG ORIGINAL GUIDE

RIASECの6角形から学ぶ強みと弱みのバランス

ホランドのRIASECモデルにおける「6角形(ヘキサゴン)」の関係性を紐解き、タイプ同士の距離が意味する「性格の近さ・遠さ」から、自分の強みと弱みのバランス、そして葛藤の乗り越え方を解説します。

適性診断「RIASEC(リアセック)」について調べると、よくR・I・A・S・E・Cの6つの文字が円形や「6角形」に並んだ図を目にするはずです。

これは「ホランドの6角形モデル(ヘキサゴン・モデル)」と呼ばれ、単に6つのタイプを紹介するだけでなく、タイプ同士の位置関係から、その人の強みや弱みのバランス、性格の葛藤を読み解くためのツールです。

この記事では、6角形モデルの関係性と、それをキャリアに活かす方法を解説します。

6角形モデルの位置関係が意味するもの

ホランドの理論では、6角形の中で「近くに位置するタイプ」ほど心理的な類似性が高く、「遠く(対角線上)に位置するタイプ」ほど性質が大きく異なるとされています。

時計回りに R(現実)➡ I(研究)➡ A(芸術)➡ S(社会)➡ E(企業)➡ C(慣例) の順で配置されています。

1. 隣り合うタイプ(一貫性が高い)

6角形で隣同士にあるタイプ(例:RとI、SとEなど)は、共通する特徴が多く、矛盾なく両立しやすい強みです。

  • R(現実型:機械・作業)と I(研究型:論理・分析)

「物やデータを客観的・論理的に扱う」という共通点があり、技術的な研究開発やデータサイエンスの領域でスムーズに強みを活かせます。

  • S(社会型:対人支援)と E(企業型:交渉・統率)

「人と関わる」という共通点があり、チームビルディングや営業リーダーなど、人間関係を中心とした役割で高い成果を出せます。

2. 対角線上にあるタイプ(対立・葛藤しやすい)

6角形の真向かい(対角線上)にあるタイプ(例:RとS、IとE、AとC)は、真逆の志向を持っています。

  • A(芸術型:自由・創造)と C(慣例型:規則・秩序)

「自由奔放に作りたい」というAの気持ちと、「ルールを守って正確に処理したい」というCの気持ちは、最も対立しやすい性質です。


自身の「対角線上の葛藤」をどう捉えるか?

もし適性診断を受けて、あなたのトップ2のタイプが対角線上にあった場合(例:研究型Iと企業型Eなど)、自分自身の中で葛藤を感じることが多いかもしれません。

「じっくり分析したい(I)けれど、リスクを取って早く人を動かさなければいけない(E)」というように、状況によって相反する欲求が生まれ、エネルギーを消耗してしまうのです。

しかし、これは「非常にユニークで強力な強み」でもあります。

なぜなら、世の中の多くの人は隣り合うタイプや単一のタイプに偏りがちですが、対角線上の要素を両方持っている人は、「分析もできるし、それをベースに人を説得して事業を動かせる(I+E)」、あるいは「高い創造性を持ちながら、几帳面にマニュアル化もできる(A+C)」という、市場に数少ない稀有な人材になれるからです。


6角形から自分のキャリアバランスを知る

自分のタイプが6角形の中でどのように分布しているかを知ることは、キャリアの「ポジショニング」において非常に重要です。

偏りがある人は「専門特化」に向いており、バランスよく分布している人は「橋渡し役(ゼネラリスト)」に向いています。

まずはご自身のタイプ間の位置関係を診断し、強みのバランスを把握してみませんか?

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