radarRISK ANALYSIS / 5軸失敗・撤退リスクカルテ
5段階評価(高=高リスク)▶ EXPECTATION 当初の期待と計画
- 前職の知人経営者から「新規サービスのWebサイト制作一式を120万円で発注したい」と依頼され、信頼関係があるため快諾
- これを実績にすれば今後の営業が非常に有利になると期待した
▶ REALITY 直面した最初の壁・ギャップ
- 契約書を作らず口頭とSlackのやりとりのみで制作を進めたところ、「やっぱりデザインを全面変更して」「機能を追加して」と無限の修正要求が発生
- 納品直前に「サービス自体のリリースが中止になったから今回の費用は払えない」と一方的に告げられ、3ヶ月分の稼働(120万円)が一円も支払われない事態に
▶ RESULT 挫折回避 of 契機・気づき
「知人だから」と甘え、業務委託基本契約書や着手金受領(50%事前振込)、検収基準の明文化を怠ったこと。
▶ ACTION 改善のための行動と克服
内容証明郵便の送付と少額訴訟の提起を行い、最終的に60万円で和解回収。以後は電子契約サービス(クラウドサイン等)を導入し、着手金50%受領前の作業着手を絶対禁止とする社内規定を徹底。
▶ EDITORIAL COMMENT 編集部によるリカバリー要因分析
フリーランスで最も多い「知人案件の踏み倒し」トラブルです。親密な関係ほど正式な契約書と前金が必須。「契約書を嫌がる相手とは仕事をしてはならない」という教訓が刻まれています。